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杜の都仙台でペタンク

フランス生まれのペタンクの魅力に嵌まってしまった自称「泉ケ岳」のペタンクに対する思いや地域での練習などについて書いたブログです。

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2020-03-28 (Sat)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その50>                                    河 村 正 勝  ペタンク動画を視聴して感じたこと!?   ペタンク動画でリヨン対クレルモンのトリプルス戦(Trophée des Villes 2019 - Lyon Clermont - Triplette 1/4e)を視聴して、試合内容や感じたことなどを概略的に纏めてみました。   ...

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<その50

 

                                 河 村 正 勝 

ペタンク動画を視聴して感じたこと!?

 

ペタンク動画でリヨン対クレルモンのトリプルス戦(Trophée des Villes 2019 - Lyon Clermont - Triplette 1/4e)を視聴して、試合内容や感じたことなどを概略的に纏めてみました。

 

 試合に要した時間は約85分です。全メーヌ数は11メーヌですが、ビュットが移動したことにより3メーヌが無効で、得点に繋がったのは8メーヌです。この8メーヌでの投げられたビュットの平均距離は8.2mです。

全投球数(無効メーヌを含む)は、両チームで115球です。両チームでのポワンテ数は72球でポルテ数(ハーフ・ロブを含む)は58球(80.6%)です。この58球のうち着地後の転がりが50cm以内と思われる投球数は21球(36.2%)です。

ティールの成功率は、クレルモンチームが76.2%でリヨンチームより12.6ポイント上回っております。特に、9~11メーヌでのティール成功率は、クレルモンチームの5球/5球=100%対してリヨンチームは7球/10球=70%です。ティールの精度の高さが勝利要因の一つになっております。

7メーヌを終えてリヨンチーム6点、クレルモンチームが4点、この試合で流れを大きく変えたのは8メーヌです。リヨンチームの1球目のポイントボールに対し、クレルモンチームがポワンテ球、ティール球で対応するがポイントを取ることが出来ず、この難局に対して、手持ち2球のミリューが1球でビュットを弾き飛ばして無効メーヌとする。クレルモンチームは、これを契機にポワンテ力も発揮し9~11メーヌの各メーヌにおいて3得点を上げて13対6で勝利する。

我々が参加する大会での試合内容について、総じて言えることは、寄せがメインとなる「線のペタンク」の地上戦です。これに対し本戦は、ポルテ数(ハーフ・ロブを含む)58球、ティール数43球の合計101球(空中率約90.0%)が点から点へ空中を移動する「点のペタンク」の空中戦と言っても過言ではありません。個人的には、本戦選手との投球スキルのレベル差は言わずもがなですが、練習に精を出し、大会において「点のペタンク」を演じられるようになりたいものです。

 感じたことは、8メーヌおいてクレルモンチームで1選手の交代があり、またビュットがコート外に出て無効メーヌとなる。9メーヌでは、サークルをビュットが元あったであろう位置に置かずに、ビュットがコートから出たと思われる場所にサークルを置いていることです。選手交代とサークルの置く場所について、A級審判員にお伺いした結果は次のとおりです。

選手交代については、画面から4名登録の大会と思われます。世界選手権やアジア選手権でもトリプルス戦は4名登録で、メーヌとメーヌの間に1回だけ選手交代することができます。一定の条件下でこれに当たるのが、日本でのねんりんピックになります。

サークルの場所については、昨年のアゼマ国際連盟会長のお話しでは、ビュットの位置にマーキングがありビュットの元の位置が特定できる場合は、その位置にサークルを置く。ビュットにマーキングがないなどの理由によりビュットの元の位置が特定できない時は、ビュットがコートから出たと思われる場所にサークルを置く、ということでした。世界選手権でも同様な扱いのようですが、日本では競技規則第12条3項によりビュットにマーキングすることが義務付けられていますので、ルールハンドブックP35のような扱いになっています。

   

 

   

8メーヌでビュットが撃たれて短辺を出る。9メーヌでのサークルの場所は、ビュットの元の位置が不明のためか、ビュットが短辺を通過した付近に置いている。日本では競技規則に則り、ビュットの元の位置にサークルを置きます。

   

ボールが着地する前に足がサークルから出て、審判員からイエローカードの提示を受けるシーンです。投げたボールが着地する前に足がサークルから出たり、地面から完全に離れないように注意しましょう。

 

 

 

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2020-03-28 (Sat)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その49>                                    河 村 正 勝   選手などにより止められたボールの処置は!?   競技中にティールした又はされたボールを止めたことはなかったでしょうか。ボールを止めた、又は止められた場合は、どのような処置をするのか事例で見ていきたいと思います。 事例1  (1) 投げたボールが観客、審判員、他のコートで競技中...

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<その49

 

                                 河 村 正 勝

 

選手などにより止められたボールの処置は!?

 

競技中にティールした又はされたボールを止めたことはなかったでしょうか。ボールを止めた、又は止められた場合は、どのような処置をするのか事例で見ていきたいと思います。

事例1 

(1) 投げたボールが観客、審判員、他のコートで競技中の選手によって止められた ⇒ その停止位置が有効となる

   

(2) ティールしたボールが何にも当たらず、相手チームの選手に止められた   ⇒ その停止位置が有効となる

      

                                   (相手チーム選手)

   

事例2

(1) 投げたボールが同チームの選手によって止められた ⇒ 無効であり取り除く

   

  

 (2) ティール下ボールが何にも当たらず、同チームの選手に止められた → 無効であり取り除く

   

事例3

・ポワンテしたボールが相手チームの選手によって止められた ⇒ ポワンテしたチームは停止位置のままとするか、投げ直すかのどちらかを選択する

 

※この場合、ポワンテしたチームは、相手チームの選手にビュット近くで止められ有利となることから、停止位置のままとすることを選択することになります。有利とならない場合は、投げ直しを選択します。投げ直しを選択した場合、移動したボールやビュットは元の位置に戻すことになります。マーキングがない場合は、両チームが合意できる位置となります。

事例4

・ティールした又はされたボールが競技中の選手によって止められた ⇒ 止めた選手の相手チームが選択権を持つ    

 

 

A地点にあったボールがティールされて、選手によってB地点で止められた場合、止めた選手の相手チームは、そのボールの処置を次から選択します。

  1. 停止位置のまま。(B地点)

  2. 元の位置(A地点)と停止位置(B地点)とを結んだ延長線上の任意の地

点に置く。但し、競技続行可能な有効区域内とし、ボールにはマーキングされていることを条件とする。B地点とC地点の間に置くことになります。但し、時間制限制の試合の場合は、全てのラインが無効ラインとなるため、B地点とD地点の間となります。ボールにマーキングがない場合は、この処置は選択できません。また、ビュットの場合は、元の位置に戻すことができますが、ボールは元の位置に戻すことはできません。

 

事例5

・競技中の選手が意図的に止めた ⇒ 意図的に止めた選手のチームが進行中の試合から直ちに失格となる  

  

           

 ・サークルとビュットの間で、他で競技中のビュットやボール、動物、その他動く物体により止められた ⇒ 投げ直さなければならない

 




2020-03-28 (Sat)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その48>                                    河 村 正 勝   ビュットが移動して止められた後の位置は!?   A地点にあったビュットが、ティール等したボールに当てられて、選手などによってB又はD地点で止められた場合、ビュットの位置はどうしたら良いでしょうか。 1.観客や審判員のほか、動物や他のコートで競技中の選手、ボールによって止めら...

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<その48

 

                                 河 村 正 勝

 

ビュットが移動して止められた後の位置は!?

 

A地点にあったビュットが、ティール等したボールに当てられて、選手などによってB又はD地点で止められた場合、ビュットの位置はどうしたら良いでしょうか。

1.観客や審判員のほか、動物や他のコートで競技中の選手、ボールによって止められるか方向をかえられた場合、その位置のまま(B又はD地点)になります。但し、時間制限制の試合の場合は、全てのラインが無効ラインとなるため、B地点となります。

2.有効区域内にいる競技中の選手によって止められるか方向をかえられた場合、相手チームは、次のいずれかを選択することができます。

(1)ビュットを停止位置のままにする(B又はD地点)。

(2)ビュットを元の位置に戻す(A地点)。

(3)ビュットを元の位置(A地点)と停止位置(B又はD地点)の延長線上の任意の場所に置く。ただし、サークルから最大20m(年少者の場合は15m)までとし、ビュットが見えること。

 

 ※ (2)、(3)が選択できるのはビュットにマーキングがされている場合のみで、マーキングがされていない場合、ビュットは停止位置のままとなります。

 ※ (3)の場合、サークルから20m以内であれば、無効ラインの外に置き、ビュット無効にすることができます。(E地点は隣接するコートの一つを通り抜けた地点であるため、無効区域となる)

選択に当たっては、自チームにとって有利になる項目を選択することになります。例えば、松チームと竹チームの対戦で、竹チームがB地点で止めた場合について考えて見たいと思います。

松チームは、B地点でビュットが止められたため、自チームのボールがポイントとなった。竹チームに持ち球(1~2球)が少ないことから(1)を選択し停止位置(B地点)のままとする。又は、竹チームに持ち球がないことから(3)を選択しビュットを無効にすることで自チームの持ち球数をポイントにする。

2020-03-28 (Sat)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その47>                                  河 村 正 勝   残りボールがあるにも関わらずサークルを拾い上げた!?    競技中にポータブルサークルをついうっかり持ち上げることはないでしょうか。例えば、Aチームの選手が投球後、両チームが全てのボールを投げ終えたと思い込み、ポータブルサークルを地面から完全に離れた状態で拾い上げてしまった。この場...

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<その47

                                 河 村 正 勝

 

残りボールがあるにも関わらずサークルを拾い上げた!?

 

 競技中にポータブルサークルをついうっかり持ち上げることはないでしょうか。例えば、Aチームの選手が投球後、両チームが全てのボールを投げ終えたと思い込み、ポータブルサークルを地面から完全に離れた状態で拾い上げてしまった。この場合、相手チームに残りボールがある場合は、サークルを元の場所に戻し、①Aチームには残りボールがなく、相手チームに残りボールがある場合は、相手チームが残りボールを投げます。②両チームに残りボールがある場合は、Aチームは残りボールを投げることはできませんが、相手チームは残りボールを投げることができます。この様にAチームの選手は残りボールがないと思い込んでサークルを持ち上げたのだから、Aチームに残りボールがあっても投げられないと言う理屈になるのかも知れません。個人的には、この決め事は、僅かな時間ではありますが、競技の時間短縮にも繋がるのではないかと思います。

 

写真はイメージです

2020-03-28 (Sat)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その46>                                    河 村 正 勝   「8点だ。もう負けだ。」別の視点で逆転勝利を!?   スコアは2対8。相手チームが大きくリード。「これでは負けるかも!?」と頭をよぎったことはないでしょうか。この状況では、意外性などで得点を重ね、更に相手のミス投球のお蔭で逆転する可能性があるかもしれませんが、負ける可能性は...

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<その46

 

                                 河 村 正 勝

 

8点だ。もう負けだ。」別の視点で逆転勝利を!?

 

スコアは2対8。相手チームが大きくリード。「これでは負けるかも!?」と頭をよぎったことはないでしょうか。この状況では、意外性などで得点を重ね、更に相手のミス投球のお蔭で逆転する可能性があるかもしれませんが、負ける可能性は大きいです。  現状は、相手はあと3点取らないと勝に至りません。ここは視点を変えて、「まだ3点あるぞ!!」と言い換えて、試合に臨んでいくことでチームの士気も高まり、逆転勝利を掴む可能性がでてきます。このような思考を「リフレーミング」と言い、「視点を変える」または「物事を見る枠組みを変えて、別の枠組みで見直す」という意味があります。リフレーミングに関する有名なたとえ話が、コップに水が半分入っている時、「半分しか入っていない」というフレーム(枠組み)と「半分も入っている」というフレーム(枠組み)では物事の感じ方が異なってきます。
 ペタンクにおいてもある事象を否定的に捉えないで、肯定的に捉えて対応していくことが大事だと思います。

                                                                                                                  

 

     まだ3点あるぞ!!                リフレーミングのたとえ話



2020-03-24 (Tue)

ペタンク四方山話

ペタンク四方山話

<その45>                                    河 村 正 勝   移動したビュットがサークルから20m超える場合とは!?   ボールにより移動したビュットが、サークルから20mを超えた場合は、無効になります。それではどのような場面が考えられるのでしょうか。一つには、コートが区画されていないフリーコートが該当します。 二つには、区画されたコ...

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<その45

 

                                 河 村 正 勝

 

移動したビュットがサークルから20m超える場合とは!?

 

ボールにより移動したビュットが、サークルから20mを超えた場合は、無効になります。それではどのような場面が考えられるのでしょうか。一つには、コートが区画されていないフリーコートが該当します。

二つには、区画されたコートです。その前に、第5条1項で「・・・・各チームは、大会運営委員会又は審判員の決定により、区画されたコートで対戦するよう求められることがある。・・・・」とあることから任意の区画されたコートを設営することが可能です。例えば、ねんりんピックペタンク交流大会での使用コートは、予選リーグ戦は  15m×5m、決勝トーナメント戦は15m×10mです。本題に戻り、区画された一つのコートを考えた場合、理論的には対角線の長さが21mを超えるコートを考えれば、15m×15mで対角線の長さは21.2mになります。これは理論上判りますが、現実的ではありませんので15m×16m(対角線の長さ約22m)のコート又はこれ以上のコートになるのかも知れません。次に、横方向に連接するコートを考えた場合、区画された15m×8mのコート又はこれ以上のコートが横方向に連接するコートになると思います。このコートにおいて、時間制限のない試合が行われた場合は、隣接のコートへボールにより移動したビュットが、サークルから20mを超えている場合は無効になります。従って、移動したビュットがサークルから20m超える場合とは、フリーコート或いは理論上、区画された15m×16m以上の一つのコート又は区画された15m×8m以上の横方向に連接するコートが考えられます。

 A級審判員にお伺いしますと、一般的にコートの短辺の幅は4m~5mとしていることが多いとのことですので、前述での15m×8m以上の横方向に連接するコートなどは、現実的ではないかもしれません。

<ビュットティール>